うるじゃんあっての月曜日

こんにちは。アクセスありがとうございます。

 

この記事で話題にしたいのは、先日15年の歴史に幕を降ろした「Hey! Say! 7 Ultra JUMP(以下うるじゃん)」について。

 

うるじゃんが放送終了になって約2週間経過しましたが、未だに「月曜深夜=うるじゃん」の習慣が抜けません。うるじゃんがないと深夜0時には就寝するのに、放送終了になってもなお月曜日は深夜1時まで寝付けません笑

 

山田さんや中島さんの担当回も聞いていましたが、今回は、自担の知念さん担当回(以下ちねじゃん)を中心に私が感じた事や文章として残しておきたい事を、いくつかの項目に分けて書きます。

少し長くなりますが、もしよろしければ読んでいってください。

 

 

 

 

・メールの本旨に入る前にひっかかる知念さん

 

ファンが書くメールにはラジオネームの次に自己紹介ゾーンがありますが、知念さんはそこでひっかかって結構な尺をとることが多かったです。

例えば、「知念くんが好きな」という書き方が妙に気になっていました。「ボクのことが好き」なのか「あなた(送り主)のことが好きなボク」なのかが論点でしたが、目の付け所がここまで細かいと、知念さんでなければそのまま素通りしてしまう部分だと思うのです。

「LJC(中学3年生)」「LJK(高校3年生)」等の学生の略語に対してカチンときていたこともありました。ご本人曰く「読んでいて一瞬で伝わらない」「読みながら考えるの難しい」とのことでした。自分とひと回りほど歳が違うリスナーの理解に苦しむ知念さんの知念さんらしい主張は聞きごたえがありました。

こういうところでひっかかるのは、ある面から見ると「理屈っぽい」のかもしれません。しかし、知念さんがそういう部分に逐一足を止めて自分の見解を細かく話してくれる時間が私は大好きでした。知念さんは2024/3/25の最終回で「(ラジオでは1人で)ゆっくり喋ってきた」と言っていましたが、ここまで出来るのも1人ラジオならではだったと思います。

 

 

 

・リスナーの自己紹介文への返しが天才的な知念さん

 

自分がどれほど知念さんのことが好きかを個性溢れる言い回しで綴る知念担が大勢いて、時には本旨より長いのではと思うほどボリューミーに自己紹介をする知念担もいました。それらに対する知念さんの返し方がかなりツボでした。

例えば、「知念くんを抱きしめたい」「知念くんをよしよししたい」と綴るリスナーに対して「抱きしめられたい」「いいですよ」と言っていたことがありました。これを聞いた時咄嗟に「あ、優しい」と思いました。「好き」だけで良いのに「抱きしめたい」「よしよししたい」とまで綴ったリスナーと距離を取りたいと思ってもおかしくはないのに真正面から受け止めた知念さん、さすがスーパーアイドルでした。

私が個人的に好きなのは、「知念くんしか見ていない」と綴るリスナーに対して「危ないよ、周りもちゃんと見ないと」と言った時と、「絶対に浮気しません」と綴るリスナーに対して「だそうです」と言った時です。知念さんが現実主義者の本領を発揮している瞬間大好きなんですよね笑

知念さんは頭の回転が速く根っから頭が良くお茶目なので、こういうところもちねじゃんの名物だったと思います。

 

 

 

・静岡(から)のメールに心弾む知念さん

 

メールの送り主の名前と居住地を読み上げるのはテンプレですが、そこで「静岡県」と書いてあると知念さんの反応が良いのです。年齢が近いとなお良いです。30年の人生で東京にいる時期の方が長いのだろうとは思いますが、常に故郷に心を寄せる知念さんの郷土愛が垣間見える瞬間でした。

浜名湖パルパルの話が出た時もいつもより饒舌だったことを覚えています。私は生まれも育ちも茨城のため静岡についてはあまり詳しくないのですが、知念さんのおかげで静岡について少しは詳しくなれたと思っています。

 

 

 

・数々の名言を世に送り出してきた知念さん

 

知念さん的には思っていることを言っているだけなのだろうけどこちらとしては名言でしかない言葉が沢山ありました。

「自分が立っていたらそこがステージ」

「嵐に憧れて今までアイドルを続けてきた自分がすごいんじゃない、自分に夢を与えてくれた嵐がすごい」

「本当はガチガチに疲れてるけどファンには疲れているようには見えていないということは僕らはプロ」

1人ラジオだからこそ聞けた言葉もあると思います。アイドルとしての考え方に芯があり、1つの考えを曲げずに謙虚に活動し続ける知念さんに頭が下がります。”名言っぽい名言”以外のものでも”ファンに響く名言”も多くありました。

「ボクのことを”ちぃ”と呼ぶ人はボクのことを可愛いと思ってくれている」

「ムキムキになりますからね、Hey! Say! JUMPで戦った時に全員ボコれるくらい」

グループ最年少らしいのびのびとした言葉、現実主義者こその率直な言葉、メンバー&グループ愛溢れる言葉など、知念さんから沢山の笑顔と学びを貰いました。ちねじゃんがあるのとないのとでは、私の思考は全く別物だったと思います。

 

 

 

・メールに真摯に向き合う知念さん

 

知念さんのラジオは「メールの内容に忠実に応える」が特徴だと思います。1つのメールに2つ以上の質問や要望が書いてあった場合は、応え終える度にメールに戻って全てに応えてくれていました。1つの質問や要望に時間が掛かったとしても、ちゃんとメールに戻るんです。メールやメールを送ってくれた人を決して無碍にしない真摯な姿に何度も関心の念を抱きました。

世の中には色々な人がいるのと同じでメールにも色々なメールがあるので、時たま愚痴や不幸自慢のようなメールが来ることもあります。しかし知念さんはそんなメールにも真面目に応えてしっかりとした回答を出していました。凄い人だと心底思っていました。

 

 

 

・自分のことも沢山話してくれる知念さん

 

1つの質問や要望にハマって熱弁することもよくありました。「そんなに詳しく話してくれるの⁈」と思ってしまうほど。もちろんコンプラとかプライバシーとかそういうものは守った上で。

BESTアンサーがあったことも相まって、メンバーとどこかに行った話やツアーの思い出などのHey! Say! JUMPとしての話が多かったです。「大貴と~行った」「ツアーで~した」。たまにメールについて深堀のそのまた深堀をすることもありました。最近で私が一番爆笑したのは、昨年末に話が出たスマートウォッチにカバーを装着したら妖怪ウォッチ化したという話です笑

知念さんはご自身のことを自分から話すことが少ないので、何年知念担をやっていても「謎多き人だな」と思いますが、ラジオでは詳しく話してくれるので嬉しかったです。

 

 

 

・JUMP TOP3を楽しむ知念さん

 

知念さんにも山田さんや中島さんのようなオリジナルコーナーはあり、そちらもたのしそうではありましたが、JUMP TOP3が一番楽しそうでした。考えている時の声色がもうワクワクしているんですよね。「いのちゃんならやりかねない」「ゆーてぃとかイヤそうじゃない?」「薮はない」等、メンバーにしかない視点とファンがどこまでメンバーのことを知っているかを混ぜて考えて自分の答えを導く知念さんの話を聞いてフムフムと思っている時間が好きでした。

「薮はない」については薮さんから「いつも薮はないってさ~!」とクレームが入ったこともあります。出題者のメールの最後に「薮はありましたか?」という一文を見つけて喜んでいたこともありました。「薮はない」は特別だったのかもしれないですね。

知念さんの推理力はさすがのもので、レコメンTシャツは2枚ゲットしています。ランキングに入る3人の内の1人だけ違うとか、人は当たっているけど順番が違うとか、惜しい回も沢山ありました。これもちねじゃんならではの感覚だったと思います。

 

 

 

・7ちゃん悪戦苦闘の「元気になれるHey! Say! Words!」

 

ファンは大好物だけど7ちゃんとしては苦手以外の何物でもなかった名物コーナー。言う側としては照れたり恥ずかしくなったりするお題、受験生や毎日頑張る社会人・学生に向けたエールのお題など、このコーナーのおかげで1週間を乗り切ってきたリスナーは多いと思います。私もその1人です。

このコーナーは、”言わなさそう”を”言った”に変えてくれた夢コーナーでした。髙木さんの言葉をお借りすると、ファンにとってアイドルは疑似恋愛の相手だったりすので、甘い言葉を言ってもらえると頬が火照って何かを勘違いしてしまうし、エールをもらえると水分補給もしないでフルマラソン完走できちゃう気がするんです。一種の魔法ですね。

これは知念さんについてになりますが、知念さんはお題を読んでいる時に何かに引っかかって一度スイッチが入ってしまうとしばらく抜け出せなくなっちゃうことが時折ありました。最近の話だと文中に「なに?」という言葉があり、知念さんの脳内ではクールポコさんの「なぁ~にぃ~」に変換されて何度やり直しても笑いが止まらなくなったことがありました笑

あと、このコーナーの後はすぐ締めになりますが、3人とも「お相手は〇〇〇〇でした!」が急ぎ足なんですよね。照れていたんだと思いますが、こういう7ちゃんを耳で察して愛おしさメーターが余裕で振り切れていました笑

 

 

 

・最後の1年は今江くんのコメントまで含めてうるじゃん

 

うるじゃん最後の1年はレコメンを今江くんが担当していて、うるじゃん終了後はこれでもかというほど沢山のコメントを話してくれていました。今江くんがレコメンに来るまでは、MCの方は自分の担当の生放送の中の別番組は聞いていないのではないかと勝手に思っていたのですが、今江くんはしっかり最初から最後まで聞いてくれていました。

ちねじゃん後のコメントは特にアツかったです。灰原哀ちゃんが好きという知念さんとの共通点を知って興奮し、知念さんとジムで会った時に顔の小ささに驚き、知念さんと同じプロテインを飲んでいることに歓喜し、知念さんに連絡先を聞いて良いのか悩み、知念さんに「今江」と呼んでもらいたい。コメントの全てに知念愛が溢れていて、我々知念担顔負けです。「知念くんのこと普通に好き」とも言ってくれていたので、今江くんと飲みに行って語り合いたい気持ちでいっぱいです笑

今江くん毎週ありがとうございました!

 

 

 

 

 

とにかくうるじゃんは私の大好きな番組です。Hey! Say! JUMPのファンになるまでラジオを聞く習慣のなかった私にラジオの聞き方・楽しみ方を教えてくれました。

うるじゃんで流れる楽曲で季節を感じることもありました。White Loveが流れれば「もう冬だな」と思うし、「Smile in Summer」が流れると「もう夏だな」と思うし、Our daysが流れると「卒業シーズンだな」と思ったものです。

 

毎回7ちゃんと同じブースに入って話を聞いてめいっぱい笑ってくれていた大村さんにも感謝です。大村さんの盛大な笑い声につられて夜中に大笑いしたことも幾度となくあります。15年間番組を支えて7ちゃんと沢山笑ってくれてありがとうございました。

 

 

 

ここまで色々と書いてきましたが、私は放送開始当初からのリスナーではありません。年齢や家庭環境のことがあり、番組名が「Hey! Say! 7 Ultra JUMP」に変更になってからしか聞いたことがありません。

初めて自分のスマホを持ったのは高校1年の時で、それまでは祖母のラジオを借りて電波が拾える場所を必死に探して聞いていました。時には冷房や暖房のない部屋で聞いて翌日以降に体調を崩すこともありました(笑)が、そこまでしてでも聞きたかったのは、7ちゃんのつくるラジオが大好きだったからです。うるじゃんを聞くことが楽しみで、1週間を生き延びるための生きがいでした。

放送終了になってしまったことは心底悲しいし寂しいですが、これからもうるじゃんを聞いて楽しかったことや学んだことを糧に、日々の生活を頑張ろうと思います!

 

 

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

全てのうるじゃんリスナーさんの今後が明るいものとなりますように。